自分の気持ちを伝えられない人がいます。
黙っていても気づいてもらえる。
黙っていても必ず伝わる。伝わってほしい。
伝えてしまうと迷惑がかかるかもしれない。
伝えても理解されないかもしれない。
伝えたら嫌われるかもしれない。
伝えると心配かけるかもしれない。
自分の気持ちを伝えられない人、本当に多いです。
先生やスタッフは、とても訴えが多い患者さんに大変な時間を取られます。
なので何も言わない患者さんは正直、ほったらかしになっていることが多いです。
伝えられない人は、「とても優しくて、まじめな方」が多いです。
なので、誰も責めず、自分のせいにしてしまいます。
「もっと頑張ろう」「人に好かれよう」「努力しよう」
愛想笑いをし、前を向こうとします。
でも、病気なんです。これ以上頑張れないのです。
伝えられなかった後悔は「恨み」に変わります。
とても根深い「恨み」に変わります。
何年も何年も怒りや恨みを持ち続け生きていくのです。
このことに自分自身気づき感じる日々を送りました。そのため、「伝えない患者さん」との話を大事にするように心がけています。
しかし、私はサラリーマン。ずっとは聴いてあげられないのです。
先生や同僚から、効率よく相談を聴くように注意を受けます。
何のためにこの仕事をしているのやら…。
私自身、伝えることが苦手で怖い。
でも、話さないと必ず理解してもらえません。
伝えることで嫌われたこともあるし、離れていく人もいます。
でも、自分が思ったり、感じたことは事実です。
ドラマや映画のようにドラマティックにも、ハッピーエンドも起こりません。
でも伝えたほうがいいと思います。
大事な大事な自分のために。