パニック障害で人生右肩下がり中

私自身がパニック障害でHSPです。約25年精神疾患の方に携わり、現在もカウンセリングや生活指導を行っています。この病気に関連する様々なことについてや、理想とつらい現実のギャップについて掲載していきたいと思います。

最近のブームとパニック障がい

最近ジョギングをするようになりました。

きっかけは、急に腰痛が酷くなったので、整形外科に飛び込みました。しかし、レントゲンでは、全く異常は見当たらなかったらしく…。

先生からは、「ただの運動不足です」との診断。めちゃくちゃ恥ずかしくて…。

この2年、仕事が終わり家に帰っては、NetflixYouTubeばかりソファーで見ていました。

確かに面白いのですが、感動しても、笑っても、心のモヤモヤは取れず過ごしていました。

ジムに通うかと思いましたが、続ける自信もなく、とりあえず人気の無い道を歩くことに。

そんなある日、歩いている最中突然スイッチが入りました。燃えたぎる感情が押さえられなくなったのです。

「こんなところで負けてたまるか!」

「あんな奴らに負けてたまるか!」

と。

それから1日置きに、だいたい5キロ前後。ただの歩きからジョギングに自然と変わっていきました。

最初の1キロは、足が痛いし、面倒だし、すれ違う人たちの目線が気になって、とにかく嫌で嫌で仕方がないのですが、2キロ位から不思議なことに徐々にしんどくなくなり、スッと気持ちが楽になるのです。

かれこれ、2週間になりますがビックリするくらい、考えが前向きになって自信が戻ってきている気がしました。

改めて、運動の効果を強く実感しました。

しかし、パニック障がいは、相変わらず治りません。

散髪や、マッサージを受けていてもグルグルと目が回りだして、椅子もベッドも同時に高速に回り始めます。

照明がきついところ、狭い居酒屋、急に星空を見上げても、グルグル回り始めます。

安定剤がなければ生きて行く自信がないのです。

でも、安定剤があるから生きていける…

「負けてたまるか」「負けてたまるか」

そして、今日もたった数キロ走って汗だくの私を褒めちぎります。「何もできなくなったと思っていた私だけど、成し遂げたよ。成し遂げられた」と。

ジョギング、本当におすすめです。