パニック障害になり、気軽に外出することが減りました。特に旅行。
新しい場所に行きたい気持ちはあるのですが、新しい場所=(イコール)未知な場所であり、「万が一パニック障害になったら…」と思うと、旅に出る気持ちが段々と無くなってしまいます。
数年前、沖縄に行き、ホテルで朝の食事をしている最中にパニック障害になったことがありました。めまいがひどすぎて、起き上がるだけで吐いてしまう状態でした。沖縄の北部に宿泊し、レンタカーで来ていたので、相方に運転してもらい、お土産回りもできず飛行機ギリギリまで車で横になっていました。
情けないより、「相方には本当に迷惑をかけた。こんな奴と、もう一緒に旅行に行ってくれないだろうな…。何で、私がこんな目に…」とただただ悲しくなりました。
散髪も、飲食店も、イベントも、安定剤を飲んで行く。
安定剤を飲んでいるにも関わらず、パニック障害を起こす。悲劇です。
男性の健康寿命は70歳位であると言われています。
私の夢は世界を回り、美術館や建造物、美味しいものを食べることです。
でも、このままではその願いも叶いません。
70歳なんてあっという間だと思います。
高齢の患者さんの中には、自分の人生を振り返り、やらなかった後悔を涙ながらに訴えられる方も少なくありません。それを聴き「私は絶対に好きなことをやりきるぞ」といつも思っていました。
そのためには、早くパニック障害を良い方向に向けなければなりません。
心身的にストレスを減らす為には、やはり今の職場を退職するしかないと思います。
パニック障害と、コロナ禍で、外出することが少なかった事が功を奏し、少額ですが投資信託と個別株を買い進めていました。
まだ、セミリタイアするには心もとない金額ですが、数年間は生活できる金額になりました。
万が一何かあればすぐ退職できる。もう、私を陥れた奴らに愛想笑いをしなくて良いのです(涙)
そう思うと、少し楽になっているように思います。
早く「セミリタイアしました!」と報告したいです。
本当に、セミリタイアされた方々、尊敬します。
何よりその勇気に。