大学時代から、毎日日記を書いています。
時々過去を振り返り、楽しかったことや、辛かったことを見返すのは楽しい作業でした。
でも、この数年読み返していなかった。
なぜか…。単純に読み返すのが辛いからしかない。
今日思いきって読み返してみた。
離婚した時、降格した時、惨めで、情けなくて、辞めたくて、でも「お金」を理由に辞めれなくて。
あの時の私は何を書いたのか。どう切り抜けようとしたのか。
毎日書いていたと思っていた日記、何と、ほぼ白紙。何も書いていなかった。日付けだけ。
それを見て、泣いた。号泣です。
どのように思い、どのように解決しようとしたのか。
実際には、それどころではなかったのでしょう。
何も考えられないのではない。
考え過ぎて、でも解決策が全くなくて、書いたつもりが書いていなかったのである。
本当に悲劇でした。本当に泣きました。
ただ、職場の一部の人間には喜劇であったらしい。
実際に私の降格人事で、飲み会が盛り上がっていたようですよ!と、教えてもらった。嫌がらせで言ってきたのか、親切心からなのか、どちらにしても大変、いい迷惑です。
何かあったとき、誰か助けてくれる。そう思っていました。
実際、両親や兄弟、親友は励ましてくれました。
本当に感謝しています。
でも、大変な悲しみに襲われた時、その出来事が改善する方向に向かわなければ、励ましも一時の安定剤にしかなりません。
結局は自分が考えて動き、解決、改善せねばなりません。
安定剤も一時のものである。改善せねば飲み続けるしかないのです。
この数年、時間の解決や、現状を少しずつ認めつつあり、少しは考えられるようになってきました。
まあ、その解決策が、投資信託でお金を積み上げ、リタイヤ生活と言う、「自由になるという言葉の、現状の全力逃げ」(笑)でも、これでいい。
悶々と毎日を送る。何も変われない自分が一番怖いから。
と、言いながらも、毎日いつも不安です。
一発逆転してやる。
とは、思うのですが、不安で、気がつけば、NetflixやU-NEXT、Amazonprime、YouTube、インスタグラム等をずっと見てしまいます。
楽しい映画やアニメ、リタイヤ生活や離島への移住をエンドレに見てしまいます。
他人のフィクションの人生に、生きるヒントを探しているのか、幸せな出来事や人生に便乗したいのか。
ただ、不安をかき消したいのか。
それすら冷静に判断できません。
しかも、この数年。
そして、患者さんには「今を生きましょう。過去は終わり、明日も存在しません。今日1日全力で生きましょう。私は応援していますよ❗」と笑顔で言える。
インチキパニック障害のカウンセラーでした。